有害なホルムアルデヒドを分解
「シックハウス症候群」の原因物質とされるホルムアルデヒドを含む塗料等に、1~3%の『ホムトール』を添加するだけで有害なホルムアルデヒドを吸収分解します。その効果は建築基準法で定められた気中濃度0.08ppmを下回る0.05ppm以下まで減らすことが可能。塗料の種類に応じて処方した各種添加剤を揃え、シックハウス症候群対策製品として大変ご好評をいただいております。
※各メーカー様より製品サンプルを御提供頂きまして、当社研究室にて各社各様の配合に合わせて配合テストを行い、最も効果の高いホムトールを販売させていただきます。 ※デシケーター法(JISK5601-4-1:2012)をF☆☆☆☆取得の試験データとして使用できます。
ホムトール配合塗料のホルムアルデヒド低減評価(神奈川県産業技術総合研究所にて測定)
ホムトールを添加した塗料と、他社機能性塗料を用いて共に一週間、一ヶ月養生した試験片を作成後、下記の試験を行いました。
ホムトール配合塗料、A社環境保護塗料(産研第109-0030号)機能性塗料のホルムアルデヒド低減性(初期濃度7.4ppm、温度20℃、相対湿度50%)H.14.4試験
住環境内におけるホルムアルデヒド濃度低減試験
容量11Lのデシケーターに各一週間、及び一ヶ月養生した塗装試験片(10cm×10cm)、計4つの試験片をそれぞれ封入後、約7.4ppmのホルムアルデヒドを封入し、1時間、4時間、8時間、24時間の計4回、ホルムアルデヒド濃度低減試験を行いました。 結果と致しましては上記グラフの様に、ホムトール添加塗料の方が他社機能性塗料よりも一週間、一ヶ月試験片共にホルムアルデヒド低減効果に即効性があり、急速に低減されました。
経済産業省の推挙により試験を実施
平成19年9月21日経済産業省の推挙により日本塗料検査協会(以下日塗検)に同省より指示され当社のホムトールで現在一番生産されている(ホルムアルデヒドの発生する塗料で)アルキド樹脂のホルムアルデヒド除去効果等の評価を戴きました。 同省が初めてホムトールに着目されてホルムアルデヒドの効果の評価テストを行いまして、(試験結果報告書) 効果の低減はF☆☆☆☆は勿論、塗料自体塗布後も住環境よりホルムアルデヒドを低減することが証明されました。(H.19.8試験)
ホムトールを3%添加したアルキド樹脂塗料と、無添加のアルキド樹脂塗料を用いて下記の試験を行いました
●アルキド樹脂からのホルムアルデヒド放散量低減試験
ホルムアルデヒド放散量低減試験
JIS規格(JIS K 5601-4-1:2012)に基いた試験によりホルムアルデヒド放散量を1日、7日、21日の3回について、それぞれ2回測定を行い平均値を取りました。
結果と致しましては上記グラフの様に、1日後に測定した時点では無添加が0.36mg/Lに対し、ホムトール添加塗料は無検出となっております。その後も無添加塗料は7日、21日後共にF☆☆☆☆である0.12mg/Lまで届きませんが、ホムトール添加塗料は7日、21日と安定して0.12mg/L以下の0.08mg/Lを保っております。
ココをクリックすると詳しい報告書を確認できます。
試験結果報告書(PDF256kb)
主要メーカーが採用
様々な製品に対応
弊社のホルムアルデヒド除去剤「ホムトール」は、下記のデータ通り、様々な樹脂に対応できます。下記のデータには実際に大手塗料メーカー様に既に納め戴いているホムトール各種のデータも多数含まれております。又、現在ホムトールは、塗料メーカー上場会社の2/3以上で使用されております。その他多くの塗料メーカー様もホムトールにて試験済みであり、各社共非常に良好な結果を残しております。下記のデータに記載されていない樹脂塗料、粘着剤、接着剤等に対しましても、日々研究を進めており、上記同様各メーカー様に納入しており、ホムトールの性能は現在、他の追随を許さぬ自信を持っております。
当社の製品は各メーカー様に製品サンプルを頂きまして各製品別に最適なホムトールを各社各様でオリジナルな配合を研究・作成を致しておりますので、可能な限りお客様の要望に合わせたホルムアルデヒド除去剤を提供させて戴きます。
ホムトール添加検証例
溶剤系
アルキド樹脂
ホルムアルデヒド放散量 | 等級区分 | |
---|---|---|
原液(mg/L) | 添加後(mg/L) | |
0.31 | 0.06 | ☆☆☆☆ |
0.31 | 0.02 | ☆☆☆☆ |
0.22 | 0.06 | ☆☆☆☆ |
溶剤系
アクリル樹脂
ホルムアルデヒド放散量 | 等級区分 | |
---|---|---|
原液(mg/L) | 添加後(mg/L) | |
0.24 | 0.04 | ☆☆☆☆ |
0.28 | <0.10 | ☆☆☆☆ |
溶剤系
ウレタン樹脂
ホルムアルデヒド放散量 | 等級区分 | |
---|---|---|
原液(mg/L) | 添加後(mg/L) | |
0.14 | 0.08 | ☆☆☆☆ |
0.28 | <0.10 | ☆☆☆☆ |
溶剤系
不飽和ポリエステル樹脂
ホルムアルデヒド放散量 | 等級区分 | |
---|---|---|
原液(mg/L) | 添加後(mg/L) | |
0.17 | 0.05 | ☆☆☆☆ |
1.55 | 0.09 | ☆☆☆☆ |
水系
アクリル樹脂
ホルムアルデヒド放散量 | 等級区分 | |
---|---|---|
原液(mg/L) | 添加後(mg/L) | |
0.14 | 0.08 | ☆☆☆☆ |
0.22 | 0.03 | ☆☆☆☆ |
水系
ウレタン樹脂
ホルムアルデヒド放散量 | 等級区分 | |
---|---|---|
原液(mg/L) | 添加後(mg/L) | |
0.17 | 0.09 | ☆☆☆☆ |
接着剤
ホルムアルデヒド放散量 | 等級区分 | |
---|---|---|
原液(mg/L) | 添加後(mg/L) | |
0.20 | 0.06 | ☆☆☆☆ |
アルキド絵具
ホルムアルデヒド放散量 | 等級区分 | |
---|---|---|
原液(mg/L) | 添加後(mg/L) | |
0.32 | 0.10 | ☆☆☆☆ |
※上記データは専用開発品によるデータとなります。
ホムトール樹脂別出荷比
(1)特許公開NO2005-54089
本件の概要はエチレン尿素等に金属塩を混入したもの
(2)特許公開NO2007-186575
本件はエチレン尿素等にアルカリ性酸化剤を混入したもの
塗料樹脂名 | 出荷比 | 該当する特許 |
---|---|---|
アルキド樹脂系 | 53.3% | 2007-186575 |
アクリル樹脂系 | 20.2% | 2005-54089 |
ウレタン樹脂系 | 7.1% | 2005-54089 |
不飽和 | 4.4% | 2007-186575 |
ポリエステル樹脂系 | ||
植物油樹脂系 | 6.3% | 2007-186575 |
メラミン系 | 6.9% | 2007-186575 |
アクリル樹脂系 | ||
フェノール樹脂系 | 1.1% | 2007-186575 |
接着剤 | ||
絵の具 | 0.7% | 2005-54089 |
合計 | 100% |
当社ホムトールは各樹脂製品に対する特許を取得しており、ホムトールの出荷比率は上記の通りとなっております。
ホルムアルデヒド除去剤ホムトール
■用途: | 塗料用(油性、水性、焼付)、粘着剤、 接着剤、絵具、インキ繊維 |
■使用方法: | 1~3%(重量比)添加後撹拌するだけ |
■効用期間: | 6ヶ月~1年(5℃~30℃の冷暗所に保管) |
■保存期間: | 3~6ヶ月(5℃~30℃の冷暗所に保管) |